多聞
たぶん
名詞頻度ランク #25152 · 青空 131 例
標準
knowing about many things
文例 · 用例
僕は、当時、ひと頃はずいぶんと人気を呼んだ暁星歌劇団のテノール歌手をやっていたのですが、戦争終局と共に、ばたばたとやって来た大不景気のために最も有力な金主を失ってしまった結果、おまけに肝心な客足はゲッソリと減るし、到頭一座はご多聞に洩れず、何れあじけない旅烏とならなければなりませんでした。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
随分大げさな出立をしたものとみえ、『多聞院日記』に「東国御陣立とて、万方震動なり」とある。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
英国でもゼームス二世の時諸獣の毛皮を着る事大流行じゃったが、下等民も御多聞に洩れずといって銭はなし兎の皮を用いたので、ロンドン界隈は夥しく兎畜養場が立ったという(サウシ『随得手録』一および二)。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
四大觀とは、大高森、富山、扇谷、多聞山、これ也。
— 大町桂月 『金華山』 青空文庫
多聞は灣の東南隅、扇谷は西南隅、大高森は東北隅に峙てり。
— 大町桂月 『金華山』 青空文庫
なにしろ、おめえ達はどこの何という者だ」 かれらが恐るおそる申し立てるところによると、男は代々木の多聞院門前に住む経師屋のせがれ徳次郎、女は内藤新宿甲州屋の抱え女お若で、ままならぬ恋の果ては死神に誘われて、お若は勤め先をぬけ出した。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
その次の像法の最初の五百年は読誦多聞の時代であります。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
第三の五百年には、多聞読誦を学すること堅固なることをえん。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
作例 · 標準
彼は多聞を誇る博識家として知られ、どんな分野の質問にも淀みなく答えてくれる。
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古の賢者は多聞多見によって得た知恵を、後世の人々のために書物に記した。
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「多聞を旨とする彼のことだ、その程度の噂なら既に耳にしているだろう」
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