博聞
はくぶん
形容動詞名詞
標準
well-informed
文例 · 用例
お前なんぞには分からないが、博聞彊記といふのだ。
— 森林太郎 『身上話』 青空文庫
言一たび口より発し、文一たび筆に上るときは、いかなる博聞達識を以てしても、醇中に疵を交ふることを免れない。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
曽根というのは、書肆博聞社の記者兼番頭さんをしている男で、忘年会の幹事だと、瀬戸が教えてくれた。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
「一体御主人の博聞強記は好いが、科学を遣っているくせに仏法の本なんかを読むのは分からないて。
— 森鴎外 『独身』 青空文庫
さて、この日白石が感嘆久しふしたことは、シローテがまことに博聞強記、天文地理をはじめとして多学にわたり、企て及ぶべしとも見えぬ学才をあらはしたことであつた。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
だが、シローテの説く切支丹宗門の本義に関してのみは、白石の批判は冷酷無残で、博聞強記多学多識企て及ぶべしとも思はれぬこの人が、ひとたびその教法を説くに至つては一言の道理にちかいものもなく、智愚たちまちに地を変へて、さながら二人の言を聞くやうであつた、と述べてゐる。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
之を聞く承弼は中才の人なりと雖も極めて博聞強記なりしかば襄は屡※彼に問ふて疑を決する所ありしと。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫
さて石蒜即ち彼岸花の球根が英国に伝播し栽培されて頗る珍重がられた事については、別にあの博聞強記を以て鳴らした南方翁に記述の一文があってその由来を詳にしている。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
作例 · 標準
彼は博聞強記の人物で、歴史の知識が豊富だ。
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博聞な彼女のアドバイスは、いつも的確だ。
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様々な分野に博聞であることは、現代社会で強みとなる。
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