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物知り

ものしり
名詞頻度ランク #42428 · 青空 158
1
標準
well-informed person
文例 · 用例
博識の人が、おのれの知識を機会ある毎に、のこりなく開陳するというのは、極めて自然の事で、少しも怪しむに及ばぬ筈であるが、世の中は、おかしなもので、自己の知っている事の十分の一以上を発表すると、その発表者を物知りぶるといって非難する。
太宰治 佳日 青空文庫
天晴天下の物知り顔をしているようで今日から見れば可笑しいかもしれないが、彼のこの心懸けは決して悪いことではないのである。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
江戸時代随一の物知り男|曲亭馬琴の博覧強記とその知識の振り廻わし方は読者の周知の通りである。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
たとえば亜砒酸鉛を使用すればいいが、劇毒であるから注意を要するとあるが、その注意のしかたは一言も書いてないから、この記事を読んだだけではちょっと物知りになるだけで実行できない。
寺田寅彦 錯覚数題 青空文庫
けれども役所のなかとちがって競馬場には物知りの年とった書記も居なければ、そんなことを書いた辞書もそこらにありませんでしたから、わたくしは何ということなしに輪道を半分通って、それからこの前山羊が村の人に連れられて来た路をそのまま野原の方へあるきだしました。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
いままでのようにごたごた要らないことまでおぼえて物知りになることはいらないんだ。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
君は、いつから、そんな物知りになったのですか。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
「世々の物知り人、また今の世に学問する人なども、みな住みかは里遠く静かなる山林を住みよく好ましくするさまにのみいふなるを、われは、いかなるにか、さはおぼえず、ただ人繁く賑はしき処の好ましくて、さる世放れたる処などは、さびしくて、心もしをるるやうにぞおぼゆる。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
作例 · 標準
祖父は歴史の物知りで、どんな質問にも答えてくれる。
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彼は物知りなので、色々なことを教えてもらえる。
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あの教授は学問の分野ではかなりの物知りだ。
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