幻辞.com

解止

かいし
名詞動詞-サ変
1
標準
termination
文例 · 用例
家人の緊張は、その日より今にいたるまで、なかなか解止せず、いつの間にやら衣紋竹を全廃していた。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
スリップにつけたレースがまんかいしてスカートから臑のあたりに××××るのはあまり感心しないがどうしたものか。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
暫らくして彼は変に陰気な眼つきで健二の顔をうかゞいながら、「お上に手むかいしちゃ、却ってこっちの為になるまいことい。
黒島伝治 豚群 青空文庫
為さんが川へ引き込まれた」 為さんというのは、町内のちいさい紙屋の亭主で、草履屋とはまったく縁のない商売でありながら、藤吉とは子供のときの手習い朋輩といい、両方がおなじ釣り道楽の仲間であるので、ふだんから親しく往きかいして、岡釣りに沖釣りに誘いあわせて行くことも珍らしくなかった。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
でも、頑固に、「いいえいな、家に、市の学校へやったりするかいしょうがあるもんかいな。
黒島傳治 電報 青空文庫
」「うこんしゃっぽのカンカラカンのカアン あかいしゃっぽのカンカラカンのカアン。
宮沢賢治 かしわばやしの夜 青空文庫
」「うこんしやつぽのカンカラカンのカアン あかいしやつぽのカンカラカンのカアン。
宮沢賢治 かしはばやしの夜 青空文庫
柔らかいしつとりとした情合の中から、希望の火が燃え出して、扨は敵陣手薄なりとや、いで此機をはづさず討取りくれん、と勇気身に溢れて常平太貞盛が突立上る、チョン、チョ/\/\/\と幕が引けるところで、一寸おもしろい。
幸田露伴 平将門 青空文庫