黄口
こうこう
名詞
標準
greenhorn
文例 · 用例
ナポレオンは墺軍を刺戟する事を避くるため同地の兵力撤退を命令したが、前任司令官の後任をもって自任していたマッセナは後輩の黄口児、しかも師団長の経験すら無いナポレオンの来任心よからず、命令を実行せず、かえってボルトリの兵力を増加し、表面には調子の良い報告を出していた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
私の論拠は一人一党的の意味のもので今日の政党解消論とは違った個人主義の立場からではあったが、この先生はただそれが現実的に見て不可能な黄口児の質問と見るだけで、中学三年生の頭にさえ不合理に印象するのだという公けな真理性への関心はまるで無いのであった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
待たぬか」「黄口の乳児、談るに足らぬよ」「その乳児の一刀、受け得るものなら受けてみよ!
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
黄口少年、乳臭いまだ乾かず、わずかに数巻の西籍を読み、生呑活剥、儼然学者をもっておるものあり、利をむさぼりてあくなきものあり。
— 再版につきて一言を題す 『妖怪学講義』 青空文庫
黄口の児|敢て吻喙を容るるの要なきを知る、知つてなほかつこれをいふ、これ深く天下の為に竢つところあればなり。
— 清水紫琴 『誰が罪』 青空文庫
黄口の兒臭の辯をわらひ給へ。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
あのおもしろいサン・フランソア・ド・サールがどこかで「黄口の牧師」と呼んだところのものが、それである。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
アルマ師、これはフードル紙上の仲間たるラローズ氏が、「へー、何者だ、五十歳にも満たないで、たぶん黄口の少年輩だろう、」と云ったその人である。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまだ社会に出たばかりの黄口の若者だが、やる気は十分だ。
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黄口のひよっこが、生意気な口をきくものではない。
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たとえ黄口の者でも、優れた才能があれば重用されるべきだ。
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