後攻
こうこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
taking the field first
文例 · 用例
昨日の合戦に不覚を取り、多勢を討たれた寄せ手の勢は、「後攻なきよう山を苅り、人家をことごとく焼き払い、心やすく攻めるがよかろう」 と、そういう評定もしたのであったが、本間党と渋谷党とが、承引しようとはしなかった。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
夜学校を出た時真暗らだと思われていた空は実際は初冬らしくこうこうと冴えわたって、無数の星が一面に光っていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「心に思う万分一、その一言は云わないでも、姉の身ぬけにこうこうと、今云った義理だけは、私はその人に言いたかった、言いたかったんです。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
雲はこうこうと光ります。
— 宮沢賢治 『シグナルとシグナレス』 青空文庫
後より八蔵入来り、こうこういう次第にて、八橋楼の亭主を捕え、一室に押込め置きたるが、というに得三|頷きて、その働を誉めそやし、後にて計らうべき事あり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」と急込むにぞ、側に侍いける侍女二|人、ばらばらと立懸くるを、遮って冷笑い、「こうこう騒ぎなさんな。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」 とたしなめられて不承々々、「こうこう夫人のお声がかりだ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」十八「書き判を、こうの、こうの、こうこう、こう!
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
作例 · 標準
野球の試合で、我がチームは今日の試合は後攻から始まる。
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後攻のチームは、相手の点数を見てから攻撃できるので有利な場合がある。
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この戦略では、あえて後攻を選び、相手の出方を見ることにした。
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