未熟
みじゅく
形容動詞名詞頻度ランク #8828 · 青空 796 例
標準
unripe
文例 · 用例
併し花を活けて寫生しようと思ふとすぐに萎れたり、又此れに反して勢のいゝのは日毎の變化が餘りにはげしくて未熟なものゝ手に合はなかつた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
だが僕は君とちがつて、相ひ變らず昔の未熟なままであり、今日尚依然として巷路に彷徨する老書生だ。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
勿論未熟者という意味のボク釣師と自ら言ったのは謙遜的で、内心に下手釣師と自ら信じている釣客はないのであるし、自分もこの二日ばかりは不結果だったが、今日は好い結果を得たいと念じていたのである。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
私はかつて雑誌「思想」の昭和二年九月号に出した「備忘録」の中で、生命の起元に関する未熟な私見を述べた際に、生命の胚子は結局原子そのものに付与するのが合理的であるという考えを述べておいた。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
最後に私はこの一編の未熟な解説が、ルクレチウスの面影の一側面をも充分正確に鮮明に描出することを得なかったであろうことを恐れる。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
以上未熟な考察の一部をしるして貴重なる本誌の紙面をけがし読者からのとがめを招くであろうことを恐れる。
— 寺田寅彦 『量的と質的と統計的と』 青空文庫
人間はどうかすると未熟な科学の付け焼き刃の価値を過信して、時々鳥獣に笑われそうな間違いをして得意になったり、生兵法の大けがをしてもまだ悟らない。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
しかし花を生けて写生しようと思うとすぐにしおれたり、またこれに反して勢いのいいのは日ごとの変化があまりにはげしくて未熟なものの手に合わなかった。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
作例 · 標準
この柿はまだ未熟で、食べると口の中に渋みが広がる。
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未熟なトマトを窓際に置いて、赤くなるのを待つことにした。
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枝に残された未熟な果実が、秋の風に揺れている。
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標準
immature
作例 · 標準
自分の考えがまだ未熟だったことを、厳しく指摘された。
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未熟な技術をカバーするために、必死に練習を重ねる。
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「まだまだ私は未熟者ですが、精一杯頑張ります!」
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