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大悟

たいご異読 だいご
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
enlightenment
文例 · 用例
何とかいう芝居で鋳掛屋の松という男が、両国橋の上から河上を流れる絃歌の声を聞いて翻然大悟しその場から盗賊に転業したという話があるくらいだから、昔から似よった考えはあったに相違ない。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
日本曹洞禅の開祖道元禅師が支那の天童山に修業しておられたとき、師僧の如浄禅師が、「参禅は身心脱落なり」(禅の修業の目的は精神肉体の捉われから解き放たれることだとの意)と言われた言葉を聞いて、さとられたのを、たった一度の大悟と言って、よく例に引いて来ます。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
禅師は信州飯山で正受老人の指導によってさとられた以外、大悟小悟その数を知らずと自記されております。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
で有るから大悟して幸不幸を雙忘して仕舞ひ得れば兎も角も、普通の處から立論すれば、在來年々に不滿足を感じて、嗟歎したり祝福したりして居るやうなものならば、是非共振ひ立つて自己を新にして、そして新なる運命の下に新しい境遇を迎へねばならぬので有る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
中々の豪傑、古今東西の書を読みつくして大悟したる大哲学者と皆人恐れ入りて閉口せり。
幸田露伴 ねじくり博士 青空文庫
死に対する覚悟に就いてだけは、この未熟で気障な青年も、大悟徹底した高僧と似通ったものを有っていた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
」五 のろまで愚図の悟浄のことゆえ、翻然大悟とか、大活現前とかいった鮮やかな芸当を見せることはできなかったが、徐々に、目に見えぬ変化が渠の上に働いてきたようである。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
大悟徹底というのがそれか。
伊藤左千夫 青空文庫
作例 · 標準
長年の修行の末、彼はついに大悟の境地に至った。
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仏教では、大悟は悟りを開くことと同義とされる。
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人生の意味を深く考え、大悟したかのような境地になった。
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