迷い
まよい
名詞頻度ランク #7032 · 青空 971 例
標準
hesitation
文例 · 用例
川は、底を傾けて、水を震うので、森の中まで、吹雨が迷い込んで、満山の樹梢を湿す。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
六 富士の古道 この前に来たときは、裾野の路という路は、馬力のわだちのあとで、松葉つなぎにこんぐらがり、太く細く、土が掘れたり、盛り上ったりして、行人を迷わせたところに、裾野らしい特色があったが、今は本街道然たる、一筋路が、劃然と引かれて、迷いようもなくなった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
木曾の森林にでも迷いいったようで、焼砂の富士、「ほうろく」を伏せた形の石山とは思われない。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
中学校で物理学を教える場合に、方則の成立や意義や弱点を暗示するのは却って迷いを生じ誤解を起すという説もある。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
しかもいつも下車する停車場とは、全くちがった方角から、町の中心へ迷い込んだ。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
」と、ばあさんは迷い迷って、人ごみの中をようよう公園の方へぬけて来て云った。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
源叔父の独子幸助海に溺れて失せし同じ年の秋、一人の女乞食|日向の方より迷いきて佐伯の町に足をとどめぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
そうして「ホーマーのおかげで詩は横道に迷い込んでしまった。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
作例 · 標準
彼は進路について、就職するか大学院に進むか強い迷いを感じている。
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一瞬の迷いが命取りになるレースの世界では、即断即決が求められる。
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彼女の瞳には、自分の選択が正しかったのかという迷いの色が浮かんでいた。
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標準
illusion
作例 · 標準
修行を積んだ高僧であっても、世俗の欲という迷いを断ち切るのは難しい。
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目の前にある富や名声はすべて迷いに過ぎないと、彼は静かに語った。
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彼は心の迷いを払拭するために、一人で山に籠って瞑想に耽った。
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標準
inability to reach enlightenment
作例 · 標準
死後も現世に未練を残すと、魂は迷いから抜け出せなくなると言われている。
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煩悩こそが悟りを妨げる迷いの根本であると、仏教の教えは説いている。
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彼は愛する人を失った悲しみから、深い迷いの淵に沈み込んでしまった。
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