垣
かき
名詞頻度ランク #19959 · 青空 1842 例
標準
fence
文例 · 用例
からたちの垣根萩原朔太郎からたちの垣根の中に女のはしやぐ聲のする夕餉の葱のにほひする灯ともしごろからたちの垣根を過ぐる侘しさよ。
— 萩原朔太郎 『からたちの垣根』 青空文庫
凧のかげ夕方かけて読書かな夕立やかみなり走る隣ぐに沓かけや秋日にのびる馬の顔鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな秋ふかき時計きざめり草の庵石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 彼の俳句の風貌は、彼の人物と同じく粗剛で、田舎の手織木綿のやうに、極めて手触りがあらくゴツゴツしてゐる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
春雨や同車の君がさざめ言白梅や誰が昔より垣の外妹が垣根|三味線草の花|咲ぬ恋さまざま願の糸も白きより二人してむすべば濁る清水かな 蕪村の句の特異性は、色彩の調子が明るく、絵具が生々しており、光が強烈であることである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
白梅や誰が昔より垣の外 昔、恋多き少年の日に、白梅の咲く垣根の外で、誰れかが自分を待っているような感じがした。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そして今でもなお、その同じ垣根の外で、昔ながらに自分を待っている恋人があり、誰れかがいるような気がするという意味である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
妹が垣根|三味線草の花咲きぬ 万葉集の恋歌にあるような、可憐で素朴な俳句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
前掲の「妹が垣根」や「白梅や」等の句と対比して鑑賞する時、こうした蕪村俳句の共通する抒情味がよく解るのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
行く春や白き花見ゆ垣の隙 この句もまた、蕪村らしく明るい青春性に富んでいる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
「あ、お隣の猫がまた垣を軽々と乗り越えて、庭に入ってきたよ。」
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古都の路地裏を歩くと、丁寧に手入れされた竹垣が続く美しい景観に出会える。
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家の境界に植えた生け垣が育ちすぎて、道路側にはみ出さないよう週末に剪定した。
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低い垣の向こうから、近所の子供たちが元気に遊ぶ声が聞こえてくる。
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標準
barrier
作例 · 標準
部署間の見えない垣を取り払うために、全社横断のプロジェクトチームが結成された。
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言葉は通じなくても、共通の趣味があれば心の垣はあっという間に消えてしまう。
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伝統を守ることも大切だが、時には既存の垣を越えて新しい技術を取り入れる勇気も必要だ。
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「もっと素直に話してよ。そんなに心の垣を作られたら、相談もできないよ。」
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