柵
き
名詞頻度ランク #13085 · 青空 1645 例
標準
fortress (surrounded by a wall, moat, etc.)
文例 · 用例
こはよき朝のめざめなり、をとめらのさんたまりやの祈祷なり、みな少女、素足あしなみそろへ行く手に、ちよこれいと銀紙に卷かれ、くだものは竝木の柵に飾られぬ。
— 萩原朔太郎 『若き尼たちの歩む路』 青空文庫
校庭宮沢賢治さ霧する白き木柵幹彫れる桐のいくもと剥げそめし白きペンキの木柵に人人は倚りそのペンキあるいは剥げあるものは庭をのぞめり一鐘のラッパが鳴りて急ぎ行く港先生白堊城秋のガラスはひらごとにうつろなりけり
— 宮沢賢治 『校庭』 青空文庫
無限に遠き空の彼方續ける鐵路の柵の背後に一つの寂しき影は漂ふ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
濠に隣った牧牛舎の柵の中には親牛と小牛が四、五頭、愉快そうにからだを横にゆすってはねている。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
流しの板のすべりそうなのを踏んで向側へ越すと柵があってその上は鉄道線路、その向うは山の裾である。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
左側の柵の中で子供が四、五人石炭車に乗ったり押したりしている。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
柵の外より頻りに汽車の方を覗く美髯公のいずれ御前らしきが顔色の著しく白き西洋人めくなど土地柄なるべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
構外のWCへ行つて其處の低い柵越しに見ると、丁度其の向側に一臺の荷物車があつて人夫が二人其の上にあがつて材木などを積み込んで居た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
作例 · 標準
その古代都市は、巨大な石の柵で囲まれ、侵入を許さなかった。
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砦の周りには、敵の接近を防ぐための深い堀と高い柵が設けられていた。
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「わあ、このお城の柵、すごく高くて強そう!よくこんなの造ったよね。」
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ウィキペディア
柵 とは、角材や丸太をまばらに(地面などに)立てて、そこに横向きの材である「貫(ぬき)」を通し、土地や区画の境界などに設置する囲いのこと。横向きに伸びる材料は、角材や丸太が用いられることもあるが、代わりに金網などが用いられることもあり、またロープやチェーンなどが用いられることもある。柵は塀とは違って隙間があり、柵越しに反対側の景色を見ることができる、という特徴がある。 木の柱を立てて並べて、敵を防ぐために作った砦。→城柵を参照。 (しがらみと読めば)構造は同じだが、水流の向きを変えたり水流を抑えるために川の中に設けたものを指す。→#しがらみ
出典: 柵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0