掻き
かき
名詞頻度ランク #26412 · 青空 304 例
標準
stroke (swimming)
文例 · 用例
ゆつくりいつくしめば、いつくしんだだけ人様に対して反動を廻すとかなんとか、さういふ自他のけぢめを掻き毟つたやうな行為は少くなるんだし、自分としてもコクのある気分でゐられるんだ。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
父の視線を抹殺する様に兄が火鉢の中を掻き混ぜ始めた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
」………ダヴィンチの顔――故郷の町の嘲笑――アルプス山の雪………と、まるで今彼が掻き混ぜてゐる石綿の灰の中から出て来るやうに、先達読んだ本の一節が浮んだ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
私は自分の胸に今動いてゐるものを掻き消してまた言ひ出した。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
車窓偶感の掻き集めに過ぎざるものぞ!
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
母が頭から銀の簪をぬいて燈心を掻き立てている姿の幻のようなものを想い出すと同時にあの燈油の濃厚な匂いを聯想するのが常である。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
藻掻きたくても体は一寸も動かぬ。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
襟を掻き合せたい氣持であつた。
— 太宰治 『當選の日』 青空文庫
作例 · 標準
「今のひと掻き、すごく伸びたね!」コーチの明るい声が屋内プールに響き渡る。
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クロールの呼吸のタイミングと、腕の掻きを同期させるのは意外と難しい。
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最後の力を振り絞った力強い掻きで、彼は僅差でタッチの差を制して優勝した。
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「力を入れすぎず、もっと水を捉えるような掻きを意識してみて。」
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標準
adds strength or emphasis to verbs
作例 · 標準
「もう、誰が部屋の中をこんなにしっちゃかかき回したの!」
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駅前の喧騒にかき消されて、隣に座っている友人の声がうまく聞き取れなかった。
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鍋の底が焦げ付かないよう、木べらで全体を丁寧にかき混ぜながら弱火で煮込む。
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不意に聞こえてきた懐かしいメロディが、心の奥底に沈んでいた記憶を激しくかき乱した。
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