哀弔
あいちょう
名詞
標準
sympathetic condolences
文例 · 用例
故に、短命なる死、不自然なる死ということは、かならずしも嫌悪し、哀弔すべきではない。
— 幸徳秋水 『死刑の前』 青空文庫
もし死に、嫌悪し、哀弔すべきものがあるとすれば、それは、多くの不慮の死、覚悟なきの死、安心なき死、諸種の妄執・愛着をたちえぬことからする心中の憂悶や、病気や負傷よりする肉体の痛苦をともなう。
— 幸徳秋水 『死刑の前』 青空文庫
そして、もし満足に、幸福に、かつできうべくんば、その人の分相応――わたくしは分外のことを期待せぬ――の社会価値を有して死ぬとすれば、病死も、餓死も、凍死も、溺死も、震死も、轢死も、縊死も、負傷の死も、窒息の死も、自殺も、他殺も、なんの哀弔し、嫌忌すべき理由もないのである。
— 幸徳秋水 『死刑の前』 青空文庫
これら諸種の死よりも、さらに嫌悪し、哀弔すべき理由があるであろうか。
— 幸徳秋水 『死刑の前』 青空文庫
されば一日哀弔を致せる後に、剛健の心を持ちて、戰歿のわが同僚を埋むべし、又悲慘なる戰に免れ生を保つもの、 230彼は酒食を念頭におくべし、かくて將來に、堅き青銅身に着けて、絶えずも敵の軍勢に、向ひ戰ふことを得む。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
作例 · 標準
例句