弔意
ちょうい
名詞
標準
condolence
文例 · 用例
玄關先の混雜の中で久保田さんに會つて弔意を述べ、二階へ上つて棺前に禮拜する。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
だからこの際、相済みませぬが、貴方の個人としての弔意を捨てて、吾々に葬式をさせて頂けますまいか」 そうした誠意に満ち満ちた言葉は、何もわからぬ程、色々の思い出に混乱していた私の頭を北極の氷のような冷静さに返らせた。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
今の呑兵衛|老医と、非番だった慶北丸の来島運転士を、その漁師に言伝て呼寄せると、この縁側で月を相手に一杯やりながら、心ばかりの弔意を表しているところだった。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
法水は丁重に弔意を述べた後で、まず昨夜の行動を訊ねた。
— 小栗虫太郎 『後光殺人事件』 青空文庫
二 先ず吾々は、〔残酷〕なる銃剣の下に仆れたる斎藤内大臣、高橋大蔵大臣、渡辺教育総監に対して、深厚なる弔意を表示すべき義務を感ずる。
— 河合栄治郎 『二・二六事件に就て』 青空文庫
その後一年ばかり経て、岡本の門人だという人が私の宅へ来て、我師はもう去年亡って、今年は一周忌であるから追悼の句を貰いたいといったので、私も以前の事を思い出して感慨にうたれたから一句作って与えて弔意を表して置いた事である。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
これも差出がましい云ひ草ですが、恐らく今日世界劇壇の視聴を集めるに違ひない此の偉大なオンム ド テアトルの訃報が、国家的弔意の表示を含むものでありたいと希ふのは必ずしも私一人ではありますまい。
— 岸田國士 『偉大なる近代劇場人』 青空文庫
アメリカの議會はその名において弔意を表し『十九世紀より二十世紀にわたつての世界の三大醫學者の一人』と稱した。
— 土井晩翠 『野口英世博士の生家を訪ひて』 青空文庫
作例 · 標準
故人のご冥福を祈り、謹んで弔意を表します。
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彼は深く頭を下げ、遺族に弔意を述べた。
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多くの人々が、亡くなった偉人への弔意を寄せた。
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