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奇行

きこう
名詞頻度ランク #44134 · 青空 84
1
標準
eccentricity
文例 · 用例
ただ自分等より一年前のクラスで、K先生という、少し風変り、というよりも奇行を以て有名な漢学者に教わった友人達の受売り話によって、孔子の教えと老子の教えとの間に存する重大な相違について、K先生の奇説なるものを伝聞し、そうして当時それを大変に面白いと思ったことがあった。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
真偽は知らないが色々な奇行も伝えられた。
寺田寅彦 埋もれた漱石伝記資料 青空文庫
ただ畸人としてのS先生の奇行を想い浮べて笑われたのだろうというくらいにしか思っていなかった。
寺田寅彦 埋もれた漱石伝記資料 青空文庫
西山は奇行の多い一人の暴れ者として教師からも同窓からも取り扱われ、勉強はするが、さして独創的なところのない青年として見られているのを知っていた。
有島武郎 星座 青空文庫
奇行、珍癖の横紙破りが多い将棋界でも、坂田は最後の人ではあるまいか。
織田作之助 可能性の文学 青空文庫
他人に在っては気障や滑稽に見えるこのような事が、(このような遺言や、その他、数々の奇行奇言などが)あとで考えて見れば滑稽ではあっても、伯父と面接している場合には、極めて似付かわしくさえ見えるような、そのような老人で伯父はあった。
中島敦 斗南先生 青空文庫
奇行が相手の天性なら、それを書きたいのがこっちの生れ付きだから是非もない。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
世間の所謂快人傑士が、その足下にも寄り付けない奇行快動ぶりに、測り知られぬ平々凡々な先生の、人間性の偉大さを感じて、この八十幾歳の好々爺が心から好きになってしまったのだから致し方がない。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
作例 · 標準
彼は数学の天才として知られているが、真冬に裸足で散歩するといった奇行でも有名だ。
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「またあの人の奇行が始まったよ」と、近所の住人が困り顔でひそひそと囁き合っている。
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晩年の画家の不可解な奇行は、当時の世間からはただの狂気として片付けられてしまった。
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