奇妙
きみょう
形容動詞名詞頻度ランク #4920 · 青空 4496 例
標準
strange
文例 · 用例
そうした奇妙な日本語は、時にしばしば、家庭内のユーモラスな流行語となったであろう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しかしヘルンの奇妙な言葉を、真に完全に理解し得たものは、彼の妻より外にはなかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
『内のパパとママとは、だれにも解らない不思議な言葉でだれにも解らない神秘のことを話している』と、学校へ行ってる男の子が、自慢らしく仲間の子供に語ったほど、それは奇妙な別世界の会話であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
そしてヘルン夫妻の奇妙な会話が、おそらくそういう種類のものであろう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
」奇妙に大きく出る。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
隣りに言葉|訛り奇妙なる二人連れの饒舌もいびきの音に変って、向うのせなあが追分を歌い始むれば甲板に誰れの持て来たものか轡虫の鳴き出したるなど面白し。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
延びるにしたがって茎の周囲に簇生した葉は上下左右に奇妙な運動をしている。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
要太郎を見ると向うの刈田の中をいかにも奇妙な腰付で網の中程を握って走っている。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫