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起稿

きこう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
1
標準
beginning writing (a draft)
文例 · 用例
そして、多少紀行的な表現の間に、修道院でうけた印象なり感想なりを中心にした文章を起稿した。
南部修太郎 處女作の思ひ出 青空文庫
が、起稿後半月を過した十月十日頃に、私はともかくも三十|餘枚の原稿を、書き上げてほつと一息ついた。
南部修太郎 處女作の思ひ出 青空文庫
明治座一月興行の二番目を目下起稿中で、その第三幕目に高輪海岸の場がある。
岡本綺堂 一日一筆 青空文庫
恐らく此の無題の小説は今年のはじめに起稿されしものにはあらざるか。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
◎それかと云つて、野口君は決して[明治四十一年九月二十一日起稿
石川啄木 悲しき思出 青空文庫
恐らくこの無題の小説は今年のはじめに起稿されしものにはあらざるか。
遺稿 遺稿 青空文庫
(大正三年十二月六日起稿、大竜の長々しいやつを大多忙の暇を窃んで書き続け四年一日夜半成る)(大正五年三月、『太陽』二二ノ三)
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
こう考えて、かれは兼好にその艶書の起稿をひそかに頼みに来たのであるが、相手の法師は更に其の上手を越して、それがために身をそこない、家をほろぼし、未来は地獄に堕ちても是非がないと言うのであった。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
作例 · 標準
締め切りまであと三日しかないのに、まだ第一章の起稿すらできていない現状に焦りが募る。
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編集者からの督促の電話で、ようやく重い腰を上げて新作エッセイの起稿に取り掛かった。
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「よし、構想は固まった。今日中に起稿して、一気に書き上げてしまおう!」
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数々の名作を世に送り出したこの書斎で、巨匠は毎朝午前五時には起稿していたという。
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