皇基
こうき
名詞
標準
foundation of imperial rule
文例 · 用例
生きては老躯を以て朝廷に尽くし、その二子|顕家、顕信を君国に捧げ、死しては、その著述に依つて、皇基を永久に護つてゐる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
維新の五ヶ條の御誓文の一にある、知識を世界に求めて、大いに皇基を振起することは、我が國古來傳統の大方針と認めねばならぬ。
— 桑原隲藏 『東西交通史上より觀たる日本の開發』 青空文庫
万機公論に決せよ、上下心を一にせよ、官武一途はもとより庶民に至るまでおのおのその志を遂げよ、旧来の陋習を破って天地の公道に基づけ、知識を世界に求め大いに皇基を振起せよ、とある。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
」 軍医は、上唇を横にかすり取られた幼なげな男に、こうきいた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
けれども、また亡くなった鷲の大臣が持っていた時は、大噴火があって大臣が鳥の避難のために、あちこちさしずをして歩いている間に、この玉が山ほどある石に打たれたり、まっかな熔岩に流されたりしても、いっこうきずも曇りもつかないでかえって前よりも美しくなったという話ですよ」 兎のおとうさんが申しました。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
そして、こうきいた。
— 新美南吉 『川』 青空文庫
むこうがああきた、そこであすこをパチンとおさえた、それからこうきたから、こうにげたが、あれはやっぱり、こっちのところへ、こうわたるべきだったなどと、むちゅうになって、歩いてきました。
— 新美南吉 『のら犬』 青空文庫
」おいのりがこうきこえだす。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
作例 · 標準
歴代の廷臣たちは、命を賭して皇基を守り抜くことを最大の使命とした。
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古典の記述によれば、平和な治世こそが揺るぎない皇基の象徴である。
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遷都によって新たな土地に皇基を据え、国家の刷新を図るという大胆な構想があった。
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