起居
ききょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
one's daily life
文例 · 用例
この頃ではこの議を随分自分から提唱して、乱れぬ程度でこの女のみに強いられた苛酷な起居から解放されて居るには居ます。
— 岡本かの子 『女性の不平とよろこび』 青空文庫
「寒い満洲でも、兵タイは、こういう温い部屋に起居して居るんで……」「はア、なる程。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
が、紫の藤より、菖蒲杜若より、鎌倉の町は、水は、其の人の出入、起居にも、ゆかりの色が添ふであらう、と床しがるのみで、まるで以て、然したる容体とは思ひもつかないで居たのに。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
きみもまた、まこと、われを知りたく思ったときには、わが家たずねてわれと一週間ともに起居して、眠るまも与えぬわがそよぐ舌の盛観にしたしく接し、そうして、太宰の能力、それも十分の一くらい、やっと、さぐり当てることができるのじゃないか、と此の言葉の、ほぼ正確なることを信じてよろしい。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
その文面はこの若い女が全く慧鶴を未来の夫と思い定め、自分を離れて遠く起居している青年僧に向って、しきりに寂しさ恋しさをかこつのであった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
勿論、電燈の前、瓦斯の背後のも、寝る前の起居が忙しい。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
廓に馴れた吾妻下駄、かろころ左褄を取ったのを、そのままぞろりと青畳に敷いて、起居に蹴出しの水色|縮緬。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
料理店の、あの亭主は、心|優いもので、起居にいたわりつ、慰めつ、で、これも注意はしたらしいが、深更のしかも夏の夜の戸鎖浅ければ、伊達巻の跣足で忍んで出る隙は多かった。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
作例 · 標準
山奥の寺院に入り、僧侶たちと起居を共にする修行の日々が始まった。
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「慣れない土地での起居は、思っていた以上に神経を使うものだね」と彼はこぼした。
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長年連れ添った夫婦は、お互いの起居の音を聞くだけで相手の機嫌がわかるという。
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標準
condition
作例 · 標準
「おじいちゃん、最近の起居はいかがですか?」と孫が顔を覗き込んだ。
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恩師のご起居を案じて、数年ぶりに近況を尋ねる手紙を認めることにした。
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季節の変わり目ですので、何卒ご起居ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
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標準
standing and sitting
作例 · 標準
加齢とともに、畳の上での起居、特に立ち上がる動作が辛くなってきた。
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術後の経過は極めて順調で、ようやく介助なしで一人で起居ができるようになった。
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狭い車内での起居を強いられる避難生活は、被災者の身体に大きな負担をかける。
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