平生
へいぜい
名詞-の形容詞名詞副詞
標準
usual
文例 · 用例
平生大きい口を叩く癖に。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
」 案外に淡泊と返事をしたが、これが彼の平生のこんな場合の返事振ではない、額口に皺を寄せて火鉢の縁か何かをチヨンと指で弾いてそれから返事をするのが彼の平生のこんな場合の返事振なのである。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
この時の女の顔は不思議な美しさに輝いて、涼しい眼の中に燃ゆるような光は自分の胸を射るかと思ったが、やがて縁側に手をついて、宜しくば風呂を御召しあそばせと云った時はもう平生のお房であった。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
私ども平生自分で歌を作っていないものにとっては、ただ一本立の歌に対する興味はどうしても薄いようであります。
— 寺田寅彦 『書簡(※)』 青空文庫
それについて私の平生の疑問は、これらの連作をされる方々が、どういう方法で一聯の連作を纏めておられるかということであります。
— 寺田寅彦 『書簡(※)』 青空文庫
こういうことは、貴誌の方々には珍しくも何でもないことと思いますが、ただ平生から思っていることでありますから、これだけのことを申上げて、御懇ろな御手紙に対する御返事に代えることと致したいと思います。
— 寺田寅彦 『書簡(※)』 青空文庫
平生はあるとも見えぬ皺が、分明に出来る。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
秋山は平生から信じていた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
作例 · 標準
「平生よりお世話になっております」と、彼は近所の人に丁寧に挨拶した。
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平生の努力が実を結び、彼は第一志望の大学に合格することができた。
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非常時に慌てないためには、平生からの備えが何よりも大切だ。
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