常日頃
つねひごろ
名詞副詞
標準
everyday
文例 · 用例
仲蔵なかば、独り言の様に、T「立派な親が ないからだ」 尚も強く、T「立派な家柄がないからだ」 遂に常日頃心の底に秘めて居た欝憤が涙と共に迸り出た。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
荒法師の文覚が、西行を、きざな奴だ、こんど逢ったら殴ってやろうと常日頃から言っていた癖に、いざ逢ったら、どうしても自分より強そうなので、かえって西行に饗応したとかいう話も伝わっているほどである。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
常日頃の倹約も、あのような慈善に備えて、――」「いい加減を言ってるわ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
これこれだといいますとね、それだから常日頃いって聞かさないことではない、蟻じゃあなし、毛虫じゃあなし、水があったって対手は渡って来ます。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
先生のこの言葉、親切は骨に徹して、先生が常日頃の実体験を説いて少しも隠すことなく、後進の者が自分と同じ過ちをしないようにと、「益無し」と断じて、「学ぶ外なし」と勧められたのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
この事件があつて以来、猿達の叫び声は、恐怖のために身ぶるひし、一倍元気のよい大猿も低い声で叫ぶやうになり、わけて常日頃元気のない猿などは、沈黙してヒイヒイと泣くやうな声より出すことができなかつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
浅太郎 常日頃口幅ったいことをいっている連中だ。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
常日頃疎略には思うてゐぬ。
— 菊池寛 『袈裟の良人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常日頃から健康に気を使い、規則正しい生活を送っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
常日頃の感謝の気持ちを込めて、ささやかなプレゼントを贈った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
常日頃の努力が、今日の成功に繋がったのだと思う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash