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帰航

きこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞名詞-の形容詞
1
標準
homeward voyage or flight
文例 · 用例
彼女は、マニラの生産品を積んで、三池へ向って、帰航の途についた。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
かの女は、無事に日本の旅行を終ってフランスへ帰航するK・S氏夫妻を送って仕舞い、外人の送迎にやや疲労を感じたあとの心身を、久しぶりで自分の部屋のデスクの前に休めていた。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
拓殖会社の大事務室には卓が一見縦横乱雑に並び、帳面立ての上にまで帰航した各船舶から寄せられた多数の複雑な報告書が堆く載っている。
岡本かの子 越年 青空文庫
それでようやく、丸太小屋の廂に奉迎と書いた提燈を吊して、脛の長い女の子と立って笑っている肥った露西亜人の女の写ったのを一枚手に入れて、早速うちの子に通信を認めると、急いで郵便局の小窓の前に行って見たが、此処で放りこむよりも北海道の稚内へ帰航してからの方が余程速いということだった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
帰航の時、私たち一行の舟は右岸の白樺林の前に散在するオロチョン人の部落の前に差しかかった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
そこでアルバート船渠に駆けつけると、なんと船は今朝の引き潮で川へ入り、サヴァナへ帰航の途に着いたと。
THE FIVE ORANGE PIPS 橙の種五粒 青空文庫
艦隊の帰航は、青葉の頃であるときいた。
牧野信一 岬の春霞 青空文庫
えーっと、しかし、そうすると横浜帰航が大変おそくなるね。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
作例 · 標準
南極での任務を完遂した観測船が、家族の待つ晴海埠頭へと帰航の途についている。
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悪天候による視界不良のため、当該機は着陸を断念し、やむなく母艦へ帰航した。
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「お疲れ様、これでようやく帰航だね」と船長は安堵の表情でクルーに声をかけた。
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