任免
にんめん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
appointments and dismissal
文例 · 用例
また朝廷に議奏の公卿を置き、朝臣を任免せんことを奏請した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
江戸幕府の制度は、外面は最も地方分権的体裁を示してゐるが、内面は最も精緻な中央集権制で、自領内では行政権、警察権をもつてゐる百万石の大名も、幕府の一片の命令で蟄居、国替、減石、断絶せしめられるので、その何れも今の内閣が地方官の変更任免を奏請するよりも、まだ容易であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
天子は曾に席をすすめさして、温かみのある言葉で何かとおたずねになったが、やや暫くして、曾に三|品以下の官は、意のままに任免することをお許しになり、宰相の着ける蟒衣と玉帯に添えて名馬をくだされた。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
左大臣も源氏もあわてて退出して来たので、除目の夜であったが、この障りで官吏の任免は決まらずに終わった形である。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
そしてこれらののろくもいの任免の時分には銘々の監督たる大あむしられの所にいって辞令を受けるのであります(これらの神官はいずれも世襲であります)。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
これら郡縣の官吏は、皆天子の代理として民に臨み、その進退任免は一に皇帝の命令に由るのであるから、君權頗る強大となり、一統の政治も亦、完全に行はれる譯である。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
唐の中世以後は、大臣の任免は勿論、天子の廢立すら宦官の意の儘であつた。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
且文部も亦政府中の一省なれば、常に政府と運動を共にして、府に變あれば省にも亦變を生じ、甚しきは文部卿の更迭に從て省中の官吏を任免するのみならず、其學校の教員に至るまでも或は進退なきを期す可らず。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
作例 · 標準
人事部長は、社員の任免に関する最終決定権を持つ。
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政府の要職の任免は、常に国民の注目を集める。
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組織の活性化のためには、適材適所の人員任免が不可欠だ。
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