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五常

ごじょう
名詞
1
標準
the five cardinal Confucian virtues (justice, politeness, wisdom, fidelity and benevolence)
文例 · 用例
その誰もが皆揃うて、親兄弟を恨む、家眷親属を恨む、人を恨む、世を恨む、人間五常の道乱れて、黒白も分かず、日を蔽い、月を塗る……魔道の呪詛じゃ、何と!
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
五常(仁・義・礼・智・信)に基づかず、誠意を厚く守ることもしないで、或いは苦楽を目的にし、或いは神鬼を奉じ、或いは功利を重んじ、或いは高尚遠大な理論を貴いとし、或いは苛刻な法を挟み、或いは玄怪幽秘の主旨を探る、全てこのようなものは皆異端を求めるものである。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
さしも息苦き温気も、咽ばさるる煙の渦も、皆狂して知らざる如く、寧ろ喜びて罵り喚く声、笑頽るる声、捩合ひ、踏破く犇き、一斉に揚ぐる響動など、絶間無き騒動の中に狼藉として戯れ遊ぶ為体は三綱五常も糸瓜の皮と地に塗れて、唯これ修羅道を打覆したるばかりなり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
何ぞといふと父が私達に話して聞かせることは、人倫五常の道でした。
島崎藤村 幼き日 青空文庫
何かというと父が話し聞かせることは人倫五常の道で、彼は子供心にも父を敬い、畏れた。
島崎藤村 新生 青空文庫
」すなわち世間の法たる仁義礼智信の五常もまた仏道におさまるのである。
三木清 親鸞 青空文庫
あの横川の僧都様などは、かう云ふ考へに味方をなすつた御一人で、「如何に一芸一能に秀でやうとも、人として五常を弁へねば、地獄に堕ちる外はない」などと、よく仰有つたものでございます。
芥川龍之介 地獄変 青空文庫
あの横川の僧都樣などは、かう云ふ考へに味方をなすつた御一人で、「如何に一藝一能に秀でやうとも、人として五常を辨へねば、地獄に墮ちる外はない」などと、よく仰有つたものでございます。
芥川龍之介 地獄變 青空文庫
作例 · 標準
武士道では、五常の精神を重んじた。
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彼は常に五常の教えを心に留めて行動している。
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人間として五常をわきまえるべきだと、祖父はよく言っていた。
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ウィキペディア

五常(ごじょう)または五徳(ごとく)は、儒教で説く5つの徳目。仁・義・礼・智・信を指す。三綱(さんこう、君臣・父子・夫婦間の恭順)とあわせて「三綱五常」 と表現することも多い。

出典: 五常 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0