憤り
いきどおり
名詞頻度ランク #16115 · 青空 1060 例
標準
resentment
文例 · 用例
」 ボースンは、からかわれていると思って、遂々憤り出してしまった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
彼等は、純粋な憐みと、純粋な憤りとの、混合酒に酔っ払った。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
訣れは憤りと呪いを置土産にいで立ったものの、渡海の夜船の雨泊中に娘の家の庭から拾って来た福慈岳の火山弾を取出してみて、それが涙痕の形をしており、魚の形をしており、また血の色をしているところから福慈岳神としての娘の苦労を察し、決意のほどもほぼ覗えた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それは冬になってからの初めての寒い日で、その忍従な母親にもあてのない憤りを起させる程の寒さだった。
— 梶井基次郎 『不幸』 青空文庫
だが、本当に誰れかの手先に使われて、寒い冬を過したシベリアのことは、いまだに憤りを覚えずにはいられない。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
醒めたるまゝを封介の、 憤りほのかに立ちいでて、けじろき水のちりあくた、 もだして馬の指竿とりぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
留学の序を憤り、 中庭にテニス拍つ人。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
美しい百合の憤りは頂点に達し、灼熱の花弁は雪よりも厳めしく、ガドルフはその凛と張る音さえ聴いたと思いました。
— 宮沢賢治 『ガドルフの百合』 青空文庫
作例 · 標準
その政策に対する国民の憤りは、SNSを通じて瞬く間に広がった。
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度重なる不公平な業務分担に、チーム内には静かな憤りが渦巻いていた。
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「約束を破られた時の憤りは、今でも忘れられないよ。」
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歴史的な出来事に対する憤りが、世代を超えて人々の心に残り続けている。
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