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憤激

ふんげき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #38973 · 青空 395
1
標準
fury
文例 · 用例
一方に於て、彼はその風流哲學を徹底させ、身を以て藝術を完成させようとする芭蕉的人生觀を持しながら、一方に於ては之れに裏切り、憤激して一切を破壞しようとする所の、矛盾の止みがたい苦惱があつた。
萩原朔太郎 室生犀星君の飛躍 青空文庫
負傷者は、肉体にむすびつけられた不自由と苦痛にそれほど強い憤激を持っていなかった。
黒島傳治 氷河 青空文庫
国民の輿論、敵がい心、兵士達の向う見ずの勇気、憤激などは、こういう報道から不可避的に作り出されて行くのだった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
ヴェルダンの要塞戦については、それからして、「犠牲の道」という悲壮な憤激の物語を書いた。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
」と見る/\内に長蛇の船列は横形の列に變じて、七|隻の海賊船の甲板には月光に反射して、劍戟の晃くさへ見ゆ、本艦の士官水兵は一時に憤激の眉を揚げた、中にも年少士官等は早や軍刀の※を握り詰めて、艦長の號令を待つ、舷門の邊、砲門の邊、慓悍無双の水兵等は腕を摩つて居る。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
私があちらへ行つたら、ちつとは蕪木の憤激がやはらぐでせう。
平出修 計画 青空文庫
こはこの風説早くも聞えて、赤髯奴の譎計に憤激せる草刈|夥間が、三郎の吉左右を待つ間、示威運動を行うなり。
泉鏡花 金時計 青空文庫
B29の暴虐爆撃の中で、私が最も憤激に堪えぬのは、彼等が日本の伝統を破壊しようとしていることである。
――戦災余話 起ち上る大阪 青空文庫
作例 · 標準
不正な扱いを受け、彼の心は憤激に燃え上がった。
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差別的な発言を聞き、会場は憤激の声に包まれた。
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権力者の横暴に、民衆は憤激を抑えきれなかった。
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