信望
しんぼう
名詞頻度ランク #34283 · 青空 88 例
標準
confidence
文例 · 用例
それで兼山のような一国の信望の厚い人がそう言えば、普通のまじめな良民で命の惜しい人はまずまず椋鳥を食うことはなるべく控えるようになる。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
分家も方々に散らばっており、息のかかった人たちも多いので、その附近の地盤を堅めるのに、その勢力はぜひとも必要であり、投票を一手に集めるのにその信望は利用されなければならなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
それが母の生れた家であつて、数代この近郷の尊敬と素朴な農人の信望とをあつめた石井家の邸宅であつた。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
三好、松永などの下剋上の兵隊と違ひ、規律の厳粛な新興兵士とも云ふべき信長の軍勢は、京都には入つても、秋毫も犯さなかつたから、忽ちに上下の信望を得て、信長の京都に於ける位置を、堅実なものにしたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
新しい英語の先生と、それとは全く対蹠的な此等の先生との中間の地帯には、大学を出てから間のない若くて元気で愉快で生徒の信望を集めた先生達が光つて居た。
— 寺田寅彦 『蓑田先生』 青空文庫
私は、早稲田大学文学士といふ理由で常々彼等から絶大な信望を担うてゐたからである。
— 牧野信一 『ファティアの花鬘』 青空文庫
乾児の中で年頭でもあり、一番兄分でもある自分が、入れ札に落ちることは――自分の信望が少しも無いことがまざまざと表われることは、もう既定の事実のように、九郎助には思われた。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
それが母の生れた家であって、數代この近郷の尊敬と素朴な農人の信望とをあつめた石井家の邸宅であった。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の功績により、部下からの厚い信望を得ている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その指導者は、国民からの信望を失い、辞任に追い込まれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
約束を守ることで、彼女は周囲からの信望を着実に高めていった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash