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凶漢

きょうかん
名詞
1
標準
villain
文例 · 用例
ドノバンが大木の下にきてみると、地上に銃をいだいた一個の人間が、息たえだえにたおれている、ドノバンのはなった弾はあやまたず、凶漢の胸板をつらぬいている。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
しかし他の凶漢たちは、どこにすがたをかくしているのだろう。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
イルコック、ウエップらは、凶漢のあとを追うて発砲した。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
イバンスの脳裏には、なにかひらめくものがあった、凶漢三人は路を迂回して、ニュージーランド川のほとりから、左門洞を攻撃しているのではあるまいか?
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
歓迎 凶漢どもを撃退し、負傷せるドノバンをたんかにのせて、左門洞へひきあげんとした富士男の一行が、いま左門洞のほとりに少年たちとケートのさけび声をきいたのでがくぜんとした。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
新聞記事の上では「稀代の凶漢」などと書かれてゐる人でありながら、併せ掲げられたその写真の面相のあまりにいゝ男振りであるのに驚かされるやうな事は、私達のしば/\経験するところである。
相馬御風 実物と模型 青空文庫
凶漢は敗徳において匹敵するをもって常態とすればなり。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
これは大正三年頃の大阪朝日の日曜附録に、鷹野弥三郎氏の「山窩の生活」と題する面白い読物が連載せられたのが、余程影響を与えているものらしい、それ以来地方の新聞などでも、浮浪漂泊もしくは山住まいの凶漢悪徒の記事などの場合には、往々「山窩」の文字を用うることになっている様に見受けられる。
――サンカモノは坂の者 サンカ者名義考 青空文庫
作例 · 標準
夜道で凶漢に襲われ、財布を奪われてしまった。
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物語の悪役は、その凶悍な性格で読者を恐怖に陥れた。
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「まさか、この平和な町に凶漢が現れるなんて…」と、警察署長は眉をひそめた。
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彼は、かつて凶漢として悪名を馳せた男だったが、今は改心して静かに暮らしている。
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