虚勢
きょせい
名詞頻度ランク #44568 · 青空 283 例
標準
bluff
文例 · 用例
そこにすでに男の虚勢を見透し、見透すがゆえに、余裕|綽々とした自分であることを男に示したかった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
団九郎、虚勢を張って、ようしッ来いと承知した。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
いつもかう云つては居たもののそれは全く虚勢である。
— 平出修 『公判』 青空文庫
その洒落がわからず、器用に煙草の輪を吹き出すことで、虚勢を張っていると、「――君はいくつや」 と、きかれた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
しかし、父は、大皿に盛られた桜桃を、極めてまずそうに食べては種を吐き、食べては種を吐き、食べては種を吐き、そうして心の中で虚勢みたいに呟く言葉は、子供よりも親が大事。
— 太宰治 『桜桃』 青空文庫
交際えば悪びれた幇間になるか、威丈高な虚勢を張るか、どっちか二つにきまっている。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
「あなたんとこの息子さんを、モンパルナスのキャフェでよく見かけますよ」と、薄い旅費で行脚的に世界一周を企て巴里まで来て、まだ虚勢とひがみを捨て切らない或る老教育家が、かの女等の親子批判にいどみ込んで来た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
海水着一つになった赫子は、例の虚勢を声に張り上げて、海へ飛び込んだ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
作例 · 標準
彼は虚勢で交渉を乗り切ろうとしたが、その緊張が彼を裏切った。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
「彼の虚勢に騙されないで、彼は嘘をついているわ!」と彼女は囁いた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
その自信満々な態度の裏には、ただの虚勢しかなかった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite