強がり
つよがり
名詞
標準
show of courage
文例 · 用例
ところでAでは、Bが「弁解をしだした」とか、「強がりだした」とかしか思へないのだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
腫物で死ぬ奴も無いだらう、などと強がりを言つて、醫者に見せようともしませんでしたが、どうも、夜半ひとり眼覺めて、いろいろのことを考へると、なかなかに心細くなるのでした。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
この人の絵はわりに好きなほうであったが、近年少しわざとらしい強がりを見せられて困っている。
— 寺田寅彦 『昭和二年の二科会と美術院』 青空文庫
そうして、以上の、われにも似合わぬ、幼き強がりの言葉の数々、すべてこれ、わが肉体滅亡の予告であること信じてよろしい。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
けれどもあなたは強がりなくせに変に淋しい方ね。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
」彼の日記は彼の衒気、強がり、軽率なる義憤に充ちて居た。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
そのあげく五月雨の降る或る夕方のこと、手に手に棒千切を持った十四五人が「金貸し後家」の家のまわりを取り囲むと、強がりの青年が三人代表となって中に這入って、後家さんに直接談判を開始した。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
と力こめて強がりを言つた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
作例 · 標準
彼は「大丈夫だ」と言っていたが、それがただの強がりであることは明白だった。
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涙をこらえて笑ってみせる彼女の強がりが、かえって痛々しく見えた。
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強がりばかり言っていないで、たまには素直に助けを求めたらどうだ。
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