虚勢を張る
きょせいをはる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to bluff
文例 · 用例
交際えば悪びれた幇間になるか、威丈高な虚勢を張るか、どっちか二つにきまっている。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
」 虚勢を張るほど、ますます惨めになるばかりだ。
— 豊島与志雄 『悲しい誤解』 青空文庫
そこで、その「ぎごちなさ」を嗤はれないために、またそれを逃れるために、今度は、意識的に、つまり、わざとさうしてゐるのだといふ風に虚勢を張ることになります。
— ――力としての文化 第三話 『戦争と文化』 青空文庫
彼奴らにつけられ初めてから或る晩、私は虚勢を張るために深酒をのんで、一二度行ったことのある円窓の家へ、ひょっこりはいっていった。
— 豊島与志雄 『都会の幽気』 青空文庫
平気を装ふとか、虚勢を張るとかいふやうなものまでを含めれば、その色合はまことに種々雑多である。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
一五 常備の兵數も、亦會計の制限に由る、決して無限の虚勢を張る可からず。
— 西郷隆盛 『遺訓』 青空文庫
或は、あの曲者のアオガサキ、例によつて虚勢を張るかも知れん。
— 岸田國士 『椎茸と雄弁』 青空文庫
「でなければ、ああ虚勢を張る訳がありませんもの」 お延の態度を虚勢と評したのは、夫人が始めてであった。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
作例 · 標準
「大丈夫だって!全然平気!」って、本当は心臓バクバクなのに、必死に虚勢を張ったよ。
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子供向けのテレビ番組でも、主人公はピンチになると「俺にかかればちょろいぜ!」って虚勢を張るんだ。
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対戦相手が強そうだったから、つい「まぁ、受けて立ってやろうじゃないか」って虚勢を張ってしまった。
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