口汚い
くちぎたない
形容詞
標準
foul-mouthed
文例 · 用例
』などと思いきり口汚い無智な不平ばかり並べるのですからねえ、僕は自国の現在の民衆と思い合せて、苦しくて、そのお説教をおしまいまで聞いて居られなくなって、途中で逃げて来たのですが、何だかひどく淋しくて、あなたのところに駈け込んで来たのです。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
」と思いきり口汚い無智な不平ばかりを並べられて、モーゼの心の中は、どんなであったでしょう。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
すると口汚いごろつきの本性を露わにして悪態をつき、なら自分がものにすると言い出して。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
伯父は変わり者で、短気な癇癪持ち、怒ったら口汚いのですが、平生は引っ込み思案でして。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
フラーおよびフランシス・ベイコンや彼の著作を低め歪曲させている多数の口汚い三文文士が彼を低く評価していることを知っている。
— イェール大学で1913年に行った一連の講義 『近代医学の興隆』 青空文庫
「ふん、あの女はよっぽど馬鹿だよ、少し血の循りが悪いんじゃないかね」やがて八番目のワン・ステップが始まって、熊谷と菊子が踊り場の方へ行ってしまうと、ナオミは綺羅子の居る前をも憚らず、口汚い調子で云うのでした。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
シラミは重要で品位があるのに口汚い人たちによって騒々しく取り扱われている代表である。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
と、踵を蹴って来たり、また、りゅうりゅうと棒の攻撃を改めてかかり直して来るたびに、「この、どたぐそ」 とか、「かったい坊め」 とか、口汚い方言で悪たれつきながら、打ちこんで来るのであった。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
標準
greedy