口が悪い
くちがわるい
表現形容詞
標準
sarcastic
文例 · 用例
「先生は」「丈夫よ」「お姉さまは」「丈夫よ」「塾の凡庸な音楽家の卵たちは」「相変らず口が悪いのね、みんな丈夫」 それより千歳は、病気といって自分を呼び寄せた慶四郎の事情をも一度訊く気になった。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
」と僕が思ったままを言ったら、津田さんは眼を丸くして、「口が悪いね。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
京都の人たちは軽薄で、口が悪い。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
」「いや、どうも、」と私は内心、恐悦の念禁じ難く、「日本人は口が悪いですからね。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
先生は随分お口が悪いのね。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
相変らず口が悪いのね。
— 国木田独歩 『節操』 青空文庫
「口が悪いから、生の韮を喫ってみたい、どっさり刈って来てくれ」 女房は痴ばかしいと思ったが、へんなことで露見てもならんと思って、云うなりに裏の畑から一束の韮を刈って来てそれを洗って枕頭へ持って往った。
— 田中貢太郎 『雀の宮物語』 青空文庫
あんただって、箍を嵌めたように瘠せているじゃありませんか」「どっちが口が悪いんだか、箍を嵌めたたあ驚いたなあ、どうも昔の大砲みたいだなあ、木でできた。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫