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堅気

かたぎ異読 カタギ
形容動詞名詞
1
標準
honest
文例 · 用例
目立たない洋髪に結び、市楽の着物を堅気風につけ、小女一人連れて、憂鬱な顔をして店内を歩き廻る。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
「そこへ行くと、堅気さんの女は羨しいねえ。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
源兵衛が、 「清水の次郎長さんとか仰言いましたが、お前さん、やくざ渡世の人だろう」 「そうだ、爺つあん」 お静戻って来て 「はい、縫いますわ」 「あ、こりゃどうも済まない」 源兵衛が、 「失礼だが、此処は堅気の年寄りの住居だ。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
半さん急ぐのか」 「なーに急ぐと云ったってどうせ大した用じゃねえんだよ」 半五郎、源兵衛の傍へ腰を掛けて、 「併し、お前が国へ帰って堅気になって居ると聞いたが、まさか此処にいるたァ夢にも思わなかったよ。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
朝から晩まで泥だらけで働いて、まずい飯しか喰えないこんな堅気な暮しが俺ァつくづく嫌ンなった」(F・O)S=茶店(昼) 七五郎、来る。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
T「俺は巾着切」 と言って、T「あんな堅気の娘さんに……」 と言って、T「俺の様なやくざ者が惚れるのは間違いだ」 泌々と独り言。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
俺はやくざな巾着切だ」 と言って、T「それに引換えお前は立派な堅気な娘さん」 と言って涙ぐむ。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
T「堅気の娘さんを口説くような」 で主膳烈火の如く怒った。
山中貞雄 なりひら小僧 青空文庫
作例 · 標準
彼は荒れた生活から足を洗い、今は近所でも評判の真面目な堅気の人間として暮らしている。
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堅気の衆に迷惑をかけるような真似は、この俺が許さねえ」と、親分は若い衆を厳しく戒めた。
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昔の仲間が甘い誘いを持ってきたが、彼は守るべき家族のために「俺はもう堅気だ」と一蹴した。
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2
標準
respectable occupation (i.e. not yakuza, prostitute, etc.)
作例 · 標準
娘が堅気の仕事に就いている実直な青年を結婚相手に選んだと聞き、父親は深く安堵した。
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「いい加減にそんな危ない橋を渡るのはやめて、堅気の商売を始めたらどうだ?」
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彼は裏社会との繋がりを断ち切り、地道な堅気の職を求めてハローワークの門を叩いた。
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3
標準
person in a respectable occupation
作例 · 標準
彼は昔の仲間と縁を切り、今では堅気として真面目に働いている。
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親としては、息子に危ない橋を渡るような仕事ではなく、堅気の職業に就いてほしいと願っている。
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この辺りは昔ながらの商店街で、堅気の人たちが多く住んでいるから夜でも安心して歩ける。
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ウィキペディア

堅気(かたぎ)とは、暴力団や政治運動などに関係のない人間のことである。単にしっかりしていて真面目であるという意味や、暴力団に属していないという意味だけで用いられることもある。さらに、偽装右翼(右翼標榜団体、仁侠右翼、街宣右翼)・左翼や暴力団が絡んでいる団体や組織に入っていないことをも条件とする場合もある。暴力団の比較対象として用いられることもある。

出典: 堅気 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0