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市民

しみん
名詞頻度ランク #1095 · 青空 2392
1
標準
citizen (of a country)
文例 · 用例
此の十九世期の一仏蘭西女、此のフェイドオ劇場の一女優、此の巡業家の妻、此の子供を育てるに実に良心的でやさしさ此の上もなかつた一小市民――それがコリンヌ風な意味ででもサッフォ風な意味ででも抒情的な詩人であつたといふわけである。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
それはたとえば東京の日比谷公園にある日を期して市民を集合させる。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
二十いくつの石段を登り、だらだらの坂を半丁ほど登り、有頂天の歡喜があるとしたら、市民とは實に幸福なものだと思ふ。
太宰治 貪婪禍 青空文庫
そして直ぐ連想したことは、ポートランド市民の、フッド火山におけるよりも、または、タコマ市や、シャトル市の人々が、日本人によってタコマ富士と呼ばれているところの、レイニーア大火山を崇拝しているよりも、この東京が、かつて江戸と呼ばれたころには富士山が「自分たちの山」として崇められていたことであった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
殊に北斎の『富嶽百景』三巻、『富嶽三十六景』四十六枚が、いかに江戸と、その市民の生活と、富士山とを結びつけているか、いかに世界的版画の名作として、日本をフジヤマの国として、高名ならしめたかは今更説くまでもなかろう。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
市民の生活といっても、当時交通不便にして、富士登山が容易でなかったために、旧暦の六月|朔日には、市中と郊外にある富士山の形に擬えた小富士や、富士権現を勧請した小社に、市民が陸続参詣した。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
建物が高くなるほど、富士が見えなくなり、交通が便利で、東京富士間の距離が短縮されるほど、市民の心から富士は切り取られて、さらしッ放しの無縁塔となってしまった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
ゼネヴァには、アルプスの第一高峰、モン・ブランを遥望するところから、モン・ブラン通りの町名ありと聞くものから、今日の東京では駒込の富士前町だの、麹町の富士見町だのという名を保存することによって、富士山が市民の胸に蘇生しては来ないようだ。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年この国で暮らしており、正式に市民としての権利を得た。
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国外に住んでいても、自国の市民としての義務を忘れてはならない。
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平和を愛する市民たちの願いが、ついに政府を動かした。
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2
標準
citizen (of a city)
作例 · 標準
市民の要望に応えて、駅前に新しい図書館が建設されることになった。
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週末に開催されるお祭りには、多くの市民が家族連れで参加する。
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市役所の窓口では、市民一人ひとりの相談に丁寧に対応している。
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3
標準
bourgeoisie
作例 · 標準
18世紀のヨーロッパでは、新興の市民階層が政治的影響力を強めていった。
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封建制度が崩壊する中で、自由を求める市民たちの意識が芽生えた。
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彼は裕福な市民の家庭に生まれ、何不自由ない教育を受けて育った。
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