漁村
ぎょそん
名詞頻度ランク #22013 · 青空 437 例
標準
fishing village
文例 · 用例
非常に光の強く、色彩の鮮明な南国的漁村風景を描いてる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
菜の花や昼ひとしきり海の音 前と同様、南国風景の一であり、閑寂とした漁村の白昼時を思わせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
秋風や干魚かけたる浜庇 海岸の貧しい漁村。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
私が前後にただ一度盆踊りを見たのは今から二十年ほど前に南海のある漁村での事であった。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
物寂しい漁村がその陰に見えた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
兵士は、その殆んどすべてが、都市の工場で働いていた者たちか、或は、農村で鍬や鎌をとっていた者たちか、漁村で働いていた者たちか、商店で働いていた者たちか、大工か左官の徒弟であった者たちか、そういう青年たちばかりだ。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
此處は谷間に據る一|小村で急斜面は茅屋が段を作つて叢つて居るらしい、車を出て見ないから能くは解らないが漁村の小なる者、蜜柑が山の産物らしい。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
近くだとすぐ帰って来るので、遠く向うの漁村まで行った。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫