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乱臣

らんしん
名詞
1
標準
traitor
文例 · 用例
共に山精野鬼を借りて、乱臣賊子を罵殺せんとす。
―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 骨董羹 青空文庫
これに煽動された吉田、原、早水、堀部などは、皆一種の興奮を感じたように、愈手ひどく、乱臣賊子を罵殺しにかかった。
芥川龍之介 或日の大石内蔵助 青空文庫
刑死の人には、実に盗賊あり、殺人あり、放火あり、乱臣・賊子あると同時に、賢哲あり、忠臣あり、学者あり、詩人あり、愛国者・改革者もあるのである。
幸徳秋水 死刑の前 青空文庫
いえ、まったく」「国乱れて乱臣出ず、なかと言うてな」と老人は妙な古言を一つ引いてから、「箱根から彼方の化物が、大かたこっちへ移みかえたものじゃろうて」「違えねえ」 坊主頭は大きく頷首いた。
牧逸馬 助五郎余罪 青空文庫
そればかりならともかくも、兵を発し乱を起こし、城代はじめ両奉行をも、やっつけてしまおうとの思し召し、成功の程も覚束ないが、よしや成功したところで、乱臣の名は免れまい。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫
二宮氏は曩きに独逸に留学して、国家主義を齎らし帰り、今や現に『京華日報』の主筆として、日に政党攻撃の文を草し、伊藤侯が内閣を憲政党に引渡したるの挙を目して乱臣賊子の所為なりと極論したることあり。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
孔子、春秋を成して、乱臣賊子|懼れたり。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
……後に王者あり、挙げてこれを開き、春秋の義行なわるれば、則ち天下の乱臣賊子これを懼れん。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
作例 · 標準
乱臣の一味が国を乗っ取ろうと企てたが、忠臣たちの活躍により阻止された。
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歴史書には、国家を危機に陥れた乱臣の行いが詳しく記されている。
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民衆は、暴君に媚びへつらう乱臣たちの専横を憎んだ。
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