参内
さんだい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
palace visit
文例 · 用例
これからお医者に行きまして、やがて参内いたします。
— 宮沢賢治 『北守将軍と三人兄弟の医者』 青空文庫
「今生にて今一度竜顔を拝し奉らんために参内仕りて候ふと申しもあへず、涙を鎧の袖にかけて、義心其の気色に顕れければ、伝奏|未奏せざる先にまづ直衣の袖をぞぬらされける。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
主従がひそひそ話をしているのを見た女房などは、「どうも不思議ですね、行触れだとお言いになって参内もなさらないし、また何か悲しいことがあるようにあんなふうにして話していらっしゃる」 腑に落ちぬらしく言っていた。
— 夕顔 『源氏物語』 青空文庫
紫の君も同じように見に立ってから、雛人形の中の源氏の君をきれいに装束させて真似の参内をさせたりしているのであった。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
秋の官吏の昇任の決まる日であったから、大臣も参内したので、子息たちもそれぞれの希望があってこのごろは大臣のそばを離れまいとしているのであるから皆続いてそのあとから出て行った。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
元日には院の御所へ先に伺候してから参内をして、東宮の御殿へも参賀にまわった。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
皇太后は実家においでになることが多くて、稀に参内になる時は梅壺の御殿を宿所に決めておいでになった。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
御所へ参内することも気の進まない源氏であったが、そのために東宮にお目にかからないことを寂しく思っていた。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
新年を祝う儀式に参列するため、大臣たちは正装をして皇居へ参内した。
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かつての貴族たちは、位階を得るために頻繁に御所へ参内し、権力者に取り入ろうとした。
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「お呼び出しにより参内いたしました」と、使者は恭しく頭を下げて報告した。
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