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気韻

きいん
名詞
1
標準
dignity
文例 · 用例
(人によつては気韻とか気稟とかいふ)にほひは詩の主眼とする陶酔的気分の要素である。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
そこに限って気韻が生動している。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
されど心|豪にして気韻高き性なれば、はしたなく声を立てず、顛倒して座を乱さず、端然としていたまえり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
掻き交ぜ過ぎた和えものはお白粉を塗りたくった顔と同じで気韻は生動しない。
岡本かの子 食魔 青空文庫
あのひとなどは、さすがに武術のたしなみがあったので、その文章にも凜乎たる気韻がありましたね。
太宰治 花吹雪 青空文庫
ただし媚しさは少なくなって、いくらか気韻が高く見えるが、それだけに品が可い。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
何か坐します、山の秀に、雪の気韻は澄みのぼる。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
詩に重んず可きはその高い精神である、韻律である、香気である、気韻である。
北原白秋 観相の秋 青空文庫
作例 · 標準
その老書家の筆致には、長い年月をかけて培われた高潔な気韻が自然と漂っている。
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彼女の何気ない立ち振る舞いには、言葉にしがたい独特の気韻があり、周囲を圧倒した。
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優れた芸術作品は、単なる技法を超えて、作者の内面から溢れ出す気韻を感じさせるものだ。
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