偽誓
ぎせい
名詞名詞-の形容詞
標準
perjury
文例 · 用例
シルヴァー、もし私たちが二人ともこの狼の罠から生きて出られたら、私は、偽誓だけはしないが、自分の全力を尽して、お前を救ってやろう。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
』 1) Sir William Jones's Works, vol. iii. c. ix. p. 354. レイナル僧正はインドの法律を論じて曰く、『人口増加は原始的義務であり、結婚を便ならしめるためには欺瞞し虚言し偽誓することさえ法が認めるほど神聖なる自然の秩序である。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
石太郎にすまないという気持ちや、石太郎はぎせいに立ってえらいなという心は、ぜんぜん起こらなかった。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
それら全部の救護は、ことごとく、少数の医員たちの外、すべて二十年以下の、年わかい看護婦五十名の、ちつじょただしい、ぎせい的の努力によって、しとげられたのです。
— 鈴木三重吉 『大震火災記』 青空文庫
リード氏は、ステゴミイアが黄色熱を媒介するといふことを見出したとき、それをじつさいに人間について実験する必要が生じ、だれか二人、ぎせい的にステゴミイアにさゝれて見てくれるものはないかと、ためしに兵士たちに相談をもちかけました。
— 鈴木三重吉 『パナマ運河を開いた話』 青空文庫
この二人の勇者のぎせいのおかげでリード氏の研究がすつかりたしかめられたのです。
— 鈴木三重吉 『パナマ運河を開いた話』 青空文庫
殿様、病中のつれづれに、妓を呼んで、おまえら、枕元で馬鹿騒ぎせい、との御声がかりじゃ。
— 佐々木味津三 『流行暗殺節』 青空文庫
またさきごろの戦争の間に、婦人が忍んできたぎせいと、今日までもその傷あとがどんなに深くわたしたちの生活に残されているかということは、すべての人が知っています。
— 宮本百合子 『自覚について』 青空文庫