内庭
うちにわ異読 ないてい
名詞
標準
inner court
文例 · 用例
年齢の相違気力の差、たゞもうこのまゝ……窓の向ふは内庭らしい。
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
武は黙って内庭に入りました。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
』と今度はなお強く言いましたので私も仕方がないから、のっそり内庭に入りました。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
その間、「由」は下男の吉蔵が焚火をして居る内庭へ薪割台など運んで来て腰をかけてあたたまって居る、膝に黒の碁盤縞の俥の前掛の毛布を、きちんと畳んで置いたりして。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
奥の間、次の間、仏壇の間、という順に、内庭の木立の繁み近くに迄建て連ねられた幾つかの座敷に沿うた縁廊下は、遥々と見渡すほどに長く延びて居た。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
第八場その一(祇園精舎の内庭である。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
内庭の石だたみの上に草の編物を敷き、弟子達が離れて二列に座して居る。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
食物の残りを入れた壺ひとつだけ、内庭の中央に残し置く。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
例句