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内院

ないいん
名詞
1
標準
文例 · 用例
頂上内院火口の西壁、剣ヶ峰の側からなぎ落されて、直線に突き切ること三里、力任せにたち割った絶壁の斜面に、墜石崩石は、ざっくばらんにほうりだされている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
火口壁は四十度以上の急角度で、胸突八丁よりも峻嶮に、火口底までは直径約一千尺の深さで、頂上内院大火口よりも深いものである。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
頂上からかけて、七合下りまで、銀流しの大雪が、槍ヶ岳の雪渓にちょっと似ているが、八月半ごろまでには大抵溶けて、九合目以上のと、内院火口にへばりついている残雪だけが、万年雪として残るらしい。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
内院の廊の壁に坊さん達の肖像を濃厚な色彩で描いたのが大半|剥げて居る。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
しかも、其|四十九重の寶宮の内院に現れた尊者の相好は、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心に覓めて描き顯したばかりであつた。
釋迢空 死者の書 青空文庫
併しながら四十九重の宝宮の内院に現れた尊者の相好は、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心に覓めて描き現したばかりであつた。
――初稿版―― 死者の書 青空文庫
しかも、其|四十九重の宝宮の内院に現れた尊者の相好は、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心に覓めて描き顕したばかりであつた。
折口信夫 死者の書 青空文庫
しかも、其四十九重の宝宮の内院に現れた尊者の相好は、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心に覓めて描き顕したばかりであった。
折口信夫 死者の書 青空文庫