庭園
ていえん
名詞頻度ランク #8710 · 青空 1045 例
標準
garden
文例 · 用例
その教会は板で囲つてあり、六百坪位の庭園を有し、フランス人のからだの大きい、学者肌の神父がゐて、その神父は大きい望遠鏡を持つてゐて、甞て夏の静かな夕べ、その庭に立つて空の星を見せて呉れた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
来たには来たが彼は話材を考案する余裕を持つことなしに来たことを彼は社長の庭園のお世事を言つてしまつた時に気付いた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
そして彼が石を集め、苔を植ゑて庭を造り楽しむ時、しばしばその自己流の道楽芸が専門の庭園師を嘆息させるほど、真にユニイクな芸術創作となるのである。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
俳人としての室生犀星は、要するに素人庭園師としての室生犀星に外ならない。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
即ち例へば「古池」といふ言葉は、日本人の連想からは直ちに古い寺院の池や、庭園などにある閑雅で苔むした小さな溜水の池をイメーヂするが、温気のない西洋にはそんな古池が無いのであるから、西洋人のこの語から連想するイメーヂは、アルプスやスヰスの山中などにある、青明に澄んだ大きな湖水であるだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
いや、座敷といふよりは、庭園と言つた方が適切かも知れない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
本田家は、それが大正年間の邸宅であろうとは思われないほどな、豪壮な建物とそれを繞る大庭園と、塀とで隠して静に眠っているように見えた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
何処かの大きな庭園を歩いてゐるやうな気もする。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
作例 · 標準
この歴史ある庭園では、四季折々の美しい花々を楽しむことができる。
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京都の有名な庭園を訪れ、静寂の中で枯山水の美しさに心を洗われた。
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丹精込めて手入れされた庭園は、まるで一枚の絵画のような完成度だ。
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