終期
しゅうき
名詞
標準
ending
文例 · 用例
始期及び壯期は即ち世界の張る氣の時であり、老期及び終期は即ち弛む氣の時である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
始期や壮期は即ち世界の張る気の時であり老期や終期は即ち弛む気の時である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
この溶合の状態(宇宙はここでは完全に均質に溶け合った溶解物のように考えられているのである)がその終期に近づいたときに、主(ブラーマ Brahma)、すなわち、この世界の創造者でしかも吾人の官能には捕え難い主は、五つの元素と他の原始物質とによってこの世界を知覚し得るようにした。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
日清戰役の終期、三國干渉の起らんとする前後に、ドイツのカイゼルからロシアのツアールに贈つた一幅の寓意畫――東洋の佛教國の前進を、耶蘇教國が一致して防禦せんとする――の標題が黄禍であつた。
— 桑原隲藏 『東洋史上より觀たる明治時代の發展』 青空文庫
兎も角、唐宋の代り目が、實物經濟の終期と貨幣經濟の始期と交代する時期に當るので、其間に貨幣の名稱なども自然に變化を來した。
— 内藤湖南 『概括的唐宋時代觀』 青空文庫
落語界というところ、明治中世に柳、三遊と別れて以来、(私はその柳、三遊最終期以来の寄席修業者だったが)柳が女子供向けの色物たくさんで、三遊が本格話術を看板の渋向き、この二つの伝統は不思議に今日といえども継承されている。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
先代正蔵君、金五楼君は私と相前後して吹き込んでいたからもしこの一文を読んでくれたら当時の吹き込み室の有様をなつかしく想起してくれるだろうが、思えば私は喇叭吹き込みの最終期から電気吹き込みの黎明期にかけて関西のレコード界へ登場活躍していたのである。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
けっきょく冬の終期、木についていた雪が皆落ちて、真黒な木が白い雪面上に突き出ているこの時期だったから、こういう写真がとれたのであろう。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫
作例 · 標準
プロジェクトの終期が迫り、皆で協力して作業を進めた。
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妊娠の終期には、定期的な健診がより重要になる。
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その研究は終期を迎え、論文の執筆に取り掛かっている。
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