油断
ゆだん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #9468 · 青空 2652 例
標準
negligence
文例 · 用例
「それから少し歩けるやうになると、一寸油断すればあんたは病院に出掛ける。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
「あんよが出来出す一寸前頃は、一寸の油断もならないので、行李の蓋底におしめを沢山敷いて、その中に入れといたものだが、するとそのおしめを一枚々々、行李の外へ出して、それを全部出し終ると、今度はまたそれを一枚々々、行李の中へ入れたものだよ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
何せ、お嫁さんのおじいさんは、槍の名人だそうですからね、大隅君だって油断は出来ません。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」 油断をしているうちに、達二はいきなり山男に足を捉まいて倒されました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
少し油断をすると思いがけない掃除口から泥棒がはいるようなことになる。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
また一方、毒瓦斯の出ない工場にはまた色々別の危険が潜伏していて、そうして密かに犠牲者の油断のすきを狙って爪を研いでいるであろう。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
主膳、近侍を呼び止めて、T「門前にふんぞり七兵衛と申す御用聞がうろうろ致して居る」 と言ってなりひらの方をジロリと睨んで、T「その七兵衛に斯う申せ」 と言って、T「お尋ね者のなりひら小僧が拙宅に忍び込んだ」 えッ、となりひら油断なく大刀を掴む。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
私のパートナアが酒果の祝福を私に与えてから私が日本人である故貴方は油断のならぬ国民である、今後彼女西欧の人種は日本人によって不幸になるであろうことなど臆測を交えて語り出すのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
作例 · 標準
「油断大敵」という言葉のように、常に警戒を怠らないことが大切だ。
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彼の油断が招いたミスで、プロジェクトは遅延した。
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危険な場所では、一瞬の油断が命取りになることもある。
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