ホイッスル
ホイッスル
名詞頻度ランク #31033 · 青空 6 例
標準
whistle
文例 · 用例
その煙突の腹の独逸帽のようなホイッスルから鳴る警笛が、荒れ狂っている暴風の中で、何か悲壮に聞えた。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
ホイッスルが鳴って、一斉にラガーが動き始むるとき、球がそのいずれかの一人に落ちた瞬間、味方の十四人は勿論、敵の十五人の一々があたかも深い数学のごとく黙々とそのあるべきプレイの位置に動いているのを見入る時、球を中心として、見えざる力の波紋が次から次へと二方向的に作用するのを見る。
— 中井正一 『スポーツの美的要素』 青空文庫
しばらくするとこんどは、ハドソン河のフェリー・ボートのような腰の沈んだ大艀が、ホイッスルを鳴らしながらやってきた。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
――ゴーと言うような鈍い響に、クリッ、クリッと何かの滑車の音、タタタとデッキのタラップを走りおりる船員の靴音、それに舷側に並んでハトバの見送り人と別れを告げている十人あまりの船客の気配と、そのそばを通り過ぎて行く船客やボーイの足音、港内を走るハシケのホイッスルの響きなど。
— 三好十郎 『樹氷』 青空文庫
遠くで、はしけのホイッスル。
— 三好十郎 『炎の人――ゴッホ小伝――』 青空文庫
作例 · 標準
試合終了を告げる審判の長いホイッスルがグラウンドに鳴り響き、全力を出し切った選手たちは一斉に芝生に倒れ込んだ。
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体育の先生が首から下げたホイッスルを鋭く吹き、グラウンドに散らばっている生徒たちに中央へ集まるよう指示を出した。
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地震などの災害時に瓦礫の下から自分の居場所を知らせるため、防災リュックの中には必ず大きな音が出る防犯ホイッスルを入れておきなさい。
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ウィキペディア
ホイッスル は、楽曲の演奏や注意・警告などを目的に気体の流れを利用して音響を発生させる装置で、いわゆる「笛」の一種である。
出典: ホイッスル — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0