上巻
じょうかん
名詞頻度ランク #23149 · 青空 98 例
標準
first volume (in a two or three-volume set)
文例 · 用例
まず試みに「炭俵」上巻の初めにある芭蕉|野坡の合奏を調べてみると、「むめが香にのっと日の出る山路かな」の発句にはじまって、「屏風の陰に見ゆる菓子盆」の揚げ句に終わる芭蕉のパートにはいったいにピッチの高いアクセントの強い句が目に立つ。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
尤も此三十五版と云うのは上巻で、中巻や下巻はもっと版数が少い。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
さてこの『夢殿』は主たる覊旅歌を上巻とし、副たる人事生活篇を下巻とした。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
編纂方法に就ては、上巻の覊旅歌は略倒叙の形態をとり、下巻に於てはその内容について分類し、その篇毎に年月の順を概ね正しくした。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
支那人は松脂を長寿不死の妙剤とするところから、こんな説も出たであろう(永尾竜造氏の『支那民族誌』上巻一一四頁参照)。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
四壁庵の『忘れ残り』上巻に、吉原江戸町三丁目佐野槌屋の抱え遊女|黛、美貌無双孝心篤く、父母の年忌に廓中そのほか出入りの者まで行平鍋を一つずつ施したり、「わがかづく多くの鍋を施して、万治この方にる者ぞなき」とほめある。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
読書好きで、石坂洋次郎の『若い人』の上巻を一日で読み上げたといふ話も聞かされたが、私はその本を二日がかりでなければ読めなかつたので、何だかかなはないやうな気持がした。
— 原杞憂 『追悼記』 青空文庫
文章は、上巻の方は、三|馬、風来、全交、饗庭さんなぞがごちゃ混ぜになってる。
— 二葉亭四迷 『予が半生の懺悔』 青空文庫
作例 · 標準
この小説は全三巻で、まず**上巻**から読み始めた。
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**上巻**で物語の壮大な伏線が張られており、期待が高まる。
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「**上巻**を読み終えたけど、続きが気になって仕方ないよ。」
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