第一巻
だいいっかん
名詞
標準
volume 1
文例 · 用例
此の我々の感性に近いもの、寧ろ民謡でさへある殉情詩が、此の殉情的な国で、今迄読まれなかつたなぞといふことは不思議だと、今度此の全集の第一巻が出た後では、諸君も必ずやさうお思ひになることと思ひます。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
一八九九年に彼の全集の第一巻が出た。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
鞄には原稿用紙とペン、インク、悪の華、新約聖書、戦争と平和第一巻、その他がいれられて在る。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
さて、選集のこの第一巻には、井伏さんのあの最初の短篇集「夜ふけと梅の花」の中の作品のほとんど全部を収録し、それから一つ「谷間」をいれた。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
「谷間」は、その「夜ふけと梅の花」には、はいっていないのであるが、ほぼ同時代の作品ではあり、かつまたページ数の都合もあって、この第一巻にいれて置いた。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
第二巻 この「井伏鱒二選集」は、だいたい、発表の年代順に、その作品の配列を行い、この第二巻は、それ故、第一巻の諸作品に直ぐつづいて発表せられたものの中から、特に十三篇を選んで編纂せられたのである。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
私は、第一巻のあとがきにも書いておいたように、井伏さんとはあまりにも近くまた永いつきあいなので、いま改って批評など、てれくさくて、とても出来やしないが、しかし、井伏さんの同輩の人たちから、井伏さんの小説に就いての、いろいろまちまちの論を、酒の座などで聞いたことはある。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
ただしそれは第一巻であった。
— 夏目漱石 『マードック先生の『日本歴史』』 青空文庫
作例 · 標準
この大作漫画の第一巻を読み始めたら最後、面白すぎて徹夜で全巻読破してしまった。
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百科事典の第一巻には、記号の凡例や用語の検索方法などのガイドラインが記載されている。
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第一巻の初版本を古本屋で見つけ、市場価格の数倍の値がついていたことに驚いた。
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