中巻
ちゅうかん
名詞
標準
second volume (of three)
文例 · 用例
尤も此三十五版と云うのは上巻で、中巻や下巻はもっと版数が少い。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
世に丸の嘘はないもので、加藤|咄堂君の『日本風俗志』中巻に、『伊豆日記』を引いていわく、八丈の島人女を恋うても物書かねば文贈らず、小さく作った草履を色々の染糸を添えたる紙にて包み贈る。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
さりとて随分名高かった証拠は近松門左の戯曲『薩摩歌』中巻お蘭比丘尼の詞に「あのおしゃんす事わいの、苦は色替ゆる松風通り、風の吹くように、身にも染まぬ一時恋」。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
それは何に拠ったか知らぬが、当時大いに売れた菊池三渓の『本朝|虞初新誌』中巻に出でいた。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
中巻は最早日本人を離れて、西洋文を取って来た。
— 二葉亭四迷 『予が半生の懺悔』 青空文庫
中巻新来朝五国聯合 バード・ストーン一座大曲馬プログラム (午後一時開演)(同 五時終了)★1……君が代行進曲 専属音楽団★2……文字を解し、計算し、地図を読む馬 米国理学博士 アスタ・セガンチニ夫人★3……二頭立戦車曲芸 ◇第一戦車 〔伊太利〕 ルビヤ・ベルチニ嬢。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
中巻 このプログラムを貰って演技場に這入って行くと、入口に突立っている巡査は古い顔|馴染であったが、一寸胡散臭そうな眼付きをして私を見送っただけで、横の方を向いてしまった。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
近松の「女殺油地獄」中巻に「五月五日の一夜さを、女の家と言ふぞかし」とあるのも、其を言うたのである。
— 折口信夫 『偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道』 青空文庫
作例 · 標準
小説三部作の中巻を読み終え、次がいよいよ最終巻だ。
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全五巻の歴史書の中巻には、戦国の動乱が詳しく記されている。
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彼はその哲学書の中巻で提唱された理論に深く影響を受けた。
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