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観経

かんぎょう
名詞
1
標準
reading of sutras
文例 · 用例
まさに沈まんとする落日の赤々とした陽光を浴びて、青葉がくれ、葉がくれに、あちらこちらの僧院内の広やかな広場の庭を三々五々、一団一群、およそ七、八十名ばかりのいずれもすがすがしい尼美人たちが、夕べの観経の前のいっときを、気まま身ままに、いと悩みなく逍遙していたのです。
京人形大尽 右門捕物帖 青空文庫
観経曼陀羅の中にも、内外陣左辺右辺のとり扱ひについて、種々の相違はあるやうだが、定善義十三観の中、最重く見られてゐるのが、日想観である。
折口信夫 山越しの阿弥陀像の画因 青空文庫
観経曼陀羅の中にも、内外陣左辺右辺のとり扱いについて、種々の相違はあるようだが、定善義十三観の中、最重く見られているのが、日想観である。
折口信夫 山越しの阿弥陀像の画因 青空文庫
あの観経にある下品往生というのは、手は虚空を握り、毛穴からは白い汗が流れて目もあてられぬ苦悶の臨終だそうな。
倉田百三 出家とその弟子 青空文庫
なぜなれば、法華経は了義経であって、その他の華厳経、大日経、観経を初め、已、今、当の一切の経は不了義経である。
――予言僧日蓮―― 学生と先哲 青空文庫
観経に読誦大乗の句がある。
中里介山 法然行伝 青空文庫
然るに法華をもって観経往生の行に入れられることは、宗義の廃立を忘るるに似ている。
中里介山 法然行伝 青空文庫
若しよき学生ならば観経はこの爾前の教えである。
中里介山 法然行伝 青空文庫
作例 · 標準
祖母が仏壇の前で、朝の光を浴びながら静かに観経を唱える声を聞きつつ、私は学校へ行く準備をしていた。
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「法要の最中に私語は慎みなさい。今は僧侶の観経にしっかりと耳を傾ける時ですよ」と厳しく注意された。
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夕暮れ時の古寺から漏れ聞こえてくる観経の響きは、旅で疲れ切った人々の心に不思議な安らぎを与えてくれる。
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2
標準
Amitayurdhyana Sutra
作例 · 標準
仏教美術の講義で、平安時代に描かれた『観経変相図』に見られる、極楽浄土の荘厳な空間表現について学んだ。
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「『観経』には、韋提希夫人が釈迦に自らの苦しみを訴え、救いの道を乞うドラマチックな場面が記されています」
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阿弥陀如来を観想する具体的な方法が説かれている『観経』は、浄土教を志す者にとって避けては通れない最重要の経典だ。
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